本日動画を上げました。
いわゆる、案件動画(?)です。
動画作成を始めてニコニコ時代を含め、もうすぐ10年になります。
地道に、地道にコツコツやってきた事で、今回のようなお話を頂くことになりました。
正直、(お金が貰える事というよりそういう話が来たことが)嬉しくて飛び上がりそうでした。
と行っても、案件の定義が私の中で曖昧で、今回は
「企業からお金をもらって動画を作る」ではなく
「動画を作りませんか?と提案をもらい作ったらその費用としていくらかもらう」
という感じです。
直接的な依頼ではないとはいえ、報酬が出ますので案件ってカテゴリでいいかな。まあ深く考えないことにします。
ですが、ここは今回の件とは別でして……
本題は「
CeVIOキャラのボイスは案件動画では使えない」ということです。ゼロではありませんが、
個人勢はほぼ無理と思っていいでしょう。
このキャラというのは「さとうささら」「すずきつづみ」「タカハシ」の三人です。
CeVIO AIを使ったボイスで。他の会社から出ているキャラについては別です。
で、何故使えないかというと……
個人向けの商用ライセンスは扱っていない
からです。CeVIOに確認取りました(2021年8月)。
今回、動画作成のお話を頂いたということもあり、CeVIOに商用ライセンスについて確認。
そして、問い合わせた時に帰ってきた内容はこんな感じです。
・YouTube動画でプロモーション目的で法人から依頼で作成する動画にCeVIOを使う場合、商用ライセンスが必要
・個人の客向けに商用ライセンスの販売はしていない
要約:案件動画にライセンスは必要だけど個人には売りませんよ
「………じゃあどうすればいいの?」
それについてもコメントがありました。解決策は二つ。
1.動画作成を依頼している相手(法人)が商用ライセンスを買う
2.私(動画作成者)が法人になる
1の場合。複数の会社から依頼をうけたら、その会社全部が買わないと行けないって事になります。ましてや、よほどの大物じゃ無い限りは、動画作成による報酬より商用ライセンスの方が高いでしょうから、そこまで払うかよって話。
2に関しても、そこまでするポテンシャルがある人は少ないと思う。
会社の方針や方向性もあるので、この事についてあーだこーだ言うつもりはありませんが、こうなってしまうと、私のような有名じゃない動画投稿者は「物理的にCeVIOは使えない」という結論に至ってしまいます。
ということで、今回の動画ではCeVIOキャラのボイスを使うのは断念しました。
残念。
この手の動画を作ってる人にはわかると思うのですが、名前を知ってもらうまで1日2日じゃできません。私のようにそれこそ5年、10年とかかる人がいます。
これから始める人。まだ日が浅い人で将来的に動画で生活をしようと考えている人。
個人向けの商用ライセンスについて
明確に販売している説明のあるボイスを使うことをおすすめします。せざるを得ません。
趣味でやる分には……構いません。が、最初は趣味のつもりではじめても、将来的に趣味の範囲を超えて「生活の糧」として動画を上げるようになる人も多いです。
今人気のほとんどのゲーム実況者がそうであるように。
動画に使う「声」。よく考えたほうがいいかもしれませんね。
私も少し考えます。