みなさまこんにちは。
この度、私がアップロードしている動画に対してコメントガイドラインなるものを用意しました。2018/09/26よりアップロードされた動画に適用されます。
コメントを頂けるということは非常にありがたいことなのですが、やはりコメントならば何でもいいということはありません。私が読んで気分を悪くする物もあれば、他の視聴者が見た時にその人が嫌な思いをする物もあります。動画を作る意欲を失う事もあります。
私の動画はニコニコ動画に上げていた頃から結構細かく「このコメントはOK。これはダメ」と細かく指定していました。それにはやっぱり理由があります。
今回のブログ記事では、なぜこんなにコメントに細かいのか、そのあたりを説明で着たらと思っています。
下記青文字部分はYouTube動画説明欄に記載したコメントガイドラインです(2018/09/26現在のもの)。補足として黒文字で「なぜ」について書いていきます。
■■ ■■ ■■ コメントガイドライン ■■ ■■ ■■
YouTubeの仕様上コメントに関してはある程度可能となっておりますが、トラブル等防止のため私の投稿する動画において一定のガイドラインを設けております。
▼下記に該当するコメントはお控ください。
・他の視聴者や投稿主が不快になる、またはなる可能性のあるコメント
これが大元と言ってもいいでしょう。結局見て嫌な思いをするコメントはあってはいけません。
・特定の人物を攻撃する、またはその可能性のあるコメント
シンプルに上の「不快になる」原因になるからです。当事者はもちろん、それを見てる人もあまりいい気がしません。そんな状況になるであろうと考える投稿主ももちろんいい気はしません。
・他人の話題や名前を挙げること。またはその人が投稿している動画の話題(「タ○ハシさん」や「某氏」「とある人の~」など名前を伏せたり抽象的な表現もお控えください)
これが結構「なんで?」と思われる項目です。しいていうなら苦労して動画を作っているから、でしょうか。
例えばですが、あなたが大勢の人を招待して食事(ごちそう)を振る舞うとします。あなたは前日から仕込みをして、当日も皆が来る何時間も前から料理を始めます。味も申し分ありません。その味にきっとみんな満足してくれるでしょう。
さて、時は過ぎみんなが来る時間となりました。テーブルを囲んで会食が始まります。
そこでその中の一人が食べ物を一口だけ食べて、こう言いました。
「そういえばこの前行った○○さんちのごはん、おいしかったよねー」
あなたはどんな気持ちになりますか?
少なくとも私は「せっかくなら私が作った料理の話をしてくれ」と思います。この人達にとって味はそれなりなのかもしれませんが、一生懸命作ったのですから。
あ、なんか料理っていう女子力高そうな話題を振りましたが私は男です。お間違えの無いよう(昔女性と間違われてなんか変な目にあった過去があるのであえて言っておきます)。
・ネタバレ(ストーリーは勿論、まだ出現してないアイテムの出現方法、まだ動画で出ていないボスなど敵の情報など)
これも何となく微妙です。私個人としては「ネタバレは偶然知ってしまったのなら仕方ない」というスタンスです(ただし意図的にネタバレされるのは異常なほど嫌います)。
しかし、視聴者の立場となるとどうでしょう。
「既にほかの視聴者から得た情報を元にそれに沿ってプレイするだけ」の動画に楽しみはありますでしょうか。
例えば推理物のゲームをやっていてネタバレで犯人が分かってしまった場合、その投稿主はどういうスタンスでプレイしなければならないのでしょうか。実は犯人を知ってるけど知らないふりをする?それは視聴者に「嘘をつく」事になります。じゃあ知ってしまった事を明かして物語の結末を知った上でプレイする?多くの視聴者は物語を進めて、その結末を知った時、投稿主がどいういう反応をするか、それを楽しみにしています。
結局ネタバレをしてしまう、と言う事は他の視聴者から楽しみを奪う事になっちゃう、ということなんです。
つまり、他の視聴者の事を考えるとやっぱりネタバレコメントはやめてくれ、と言う事ですね。
ただ、ネタバレが含まれるコメントする人のほとんどは悪意はないというのも事実です。それもそのはず、どこからどこまでがネタバレのラインか、が明確ではないからです。また、この投稿主はネタバレOKかなどうか、というのも明確じゃない事が多いです。
そんな人のために「こんな内容はネタバレですよ」とか「ネタバレは嫌いなのでコメントは避けましょう」という、警告と言いますか、あらかじめ知ってもらうためにガイドラインにネタバレ禁止と書いてあります。
悪い言い方をすれば、ここにガイドラインを設けているのにネタバレのコメントをする人は「悪意があってやっている」と認めていい = ブロック対象 とみなしていいという投稿主であう自分へのサインとも取ることができます。
正直、ネタバレのラインの全ては投稿主によりさまざまです。もし「もしかしたらネタバレかもなー」と思う内容であればコメントしない方が無難でしょうね。
ちなみに私は、RPGで例えれば、既に行った場所に取りこぼしや見逃したイベントがあるのを教えてくれるのはネタバレじゃないですが、まだ行ってない場所や将来的にできるようになることを言うのはネタバレと見ています。
・(架空・実写問わず)登場人物に対するハラスメント
まあこれに関しては細かく言及する必要もないでしょう。
ただ、登場人物、つまり2次元キャラなんだからこういうコメントしてもいいんじゃない?と思われがちですが……
ダメにきまってるだろが。
もしそういう考えを持っていたらすぐにでも改めることをおすすめします。
別に想像する事は自由なので構いません。でもコメントはしてはいけません。
・要望、行動指示など
これも上に書いた「ネタバレで得た情報を知ってプレイする動画は楽しいのか?」と言う事と意味合いとしては一緒です。
他人がやってくれと言われてやって作った動画は果たして他の視聴者に受け入れてもらえるのでしょうか。勿論、投稿主がその要望に対して「あ、これは面白そう」と思ってやるなら構いませんが、言われるがままにやると場合によっては他の視聴者は引いてしまいます。
といいますか、とある実況者の動画で視聴者の要望に応えたシーンがあったのですが、私はドン引きしたことがありました。
そしてもうひとつ。要望を受けて作る動画というのはどうしても「作らされてる感」が必ず頭の中に残ってしまいます。これは動画を作る際のやる気に大きく影響され、自発的に企画した素材(ゲームやネタなど)であれば、「作ろう」という意欲が出るのですが、要望などを受けて作るものは「作らないといけない」という義務に近い気持ちで作ることになります。
更には「あ、これは面白そうだから今度やろうかな」と思って用意したゲームや動画展開も、実際にプレイやら動画作成やらをする前に要望コメントで〇〇やってほしい、などが出てくると「やっぱこのゲームで動画を作るのやめよう」「こういう動画の展開方法はやめよう」という気持ちになります。
「自分が思い描いているストーリーでも、ウワサされていると分かったら変えたくなる」
ってワンピース作者の尾田さんが言ってたっていう記事がありましたが、それと多分一緒です。
・他のゲームの話題(明らかにネタバレが含まれない内容なら構いません)
結局他のゲームの話題ということはそこにネタバレが含む可能性があるからです。あとは他の動画の話題とかも同じですね。
ちょっと長くなりますが、ひとつこれに関するエピソードを。
私は一時期、日曜日にやっているアニメのワンピースにはまっていた時期がありまして。
確かルフィが牢屋にとらわれているお兄さん(名前はエースだったかな?)を助けに行く、というシリーズでした。
アニメではルフィが牢屋に突入して助けに行くとかそんな内容だったと思いますが、なかなか楽しくて毎週見逃さずに見ていました。漫画は読んでいなかったという事もあり、どんな結末になるかも楽しみでしたねあの頃は。
それと同時期、とあるバラエティ番組の企画で「ワンピース王決定戦」みたいな事をやっていました。その番組はいつも見なかったのですが、本当に偶然にテレビが付いていてなんとなく見ていたのです。たぶんクイズコーナーとかそんな企画だったのでしょう。ですが、その時はクイズコーナーの前、フリートークのような時間でした。
そうしたらその時
その中の出演者の一人が
「ああ、ルフィーのお兄さん最後○○になっちゃうんだよね」
……
………
…………
漫画(単行本)ではそこは過ぎている話でしょうが、アニメではまだ放送されていない部分です。
どういう結末になるか、楽しみにしながら毎週見てました。
でも、アニメで見る必要もなく、ふと思いがけないところから、しかも同じフジテレビ系列のバラエティ番組から、結末が知らされました。
それ以来、ワンピース見るのやめました。
そのバラエティ番組も一切見なくなりました。
これはネタバレの是非を問うわけはなく、結末を知ってしまった事により視聴者が一人減っただけって話です。ただそれだけです。
でもやっぱり私の動画で同じような思いはして欲しくありません。ということで他のゲームの話題もネタバレの可能性が少しでもあるなら禁止、とさせていただいています。
以下は2/10追加分です
・コメントによる質問にはお答え致しかねます。
実は、コメントの質問は嫌いじゃないです。本当は変な質問でなければ喜んで回答したいくらいです。ただすみません。最近コメントに返事をする余裕がなくてですね。
質問って、されてしまうとそれを放置するのはあまり好きではなく、かといって質問コメントだけ返答するのもなんか違うな、という感じなのです。
なので、予め「質問への返事はしませんよー」と宣言させてもらっている、そんな感じです。
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長くなりましたが、これが今回ガイドラインを設けた理由となります。
私以外の投稿者も同じようにガイドラインを設けている人もいますが、似たような理由なんじゃないでしょうかね。
もしそういった「コメントに関する決まり事」等を動画投稿欄に書いている人を見かけたら、このブログの記事でも思いだしてください。
シンプルに、単純に、一言でまとめると
禁止するにもそれなりの理由がある
ということです。それだけ理解してくれればありがたいかな、と思います。
それではまたいずれ。
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