ネーミング。
もう嫌だ。人間の名前はおろかアイテムの名前とか1個1個考えるのはちょっと大変。
別にポーションとか薬草とか……使ってもいいだろうけどさすがに「天空の剣」とか「ロトのつるぎ」なんて武器作れないしなぁ。
著作権うんぬんの問題じゃなく、オリジナリティを求める故の壁って感じですね。アイテムはともかく装備品で同じ名前を使いたくないという。
人の名前もそれなりに他で使われてない名前を考えるとなるとやっぱり奇抜な名前になってしまいます。
よくギャルゲーとかで出てくる女の子の名前みたいな。まさにキラキラネームばり。しっかし、なんであんな名前なんだろうね、ヒロインって。現実にいる人と一緒の名前だとリアルの人を想像してしまうってのは何となく感じるけど……。
まあ、ギャルゲーはいいとして。装備のネーミングを考えていたときにふと出てきたのが
「
素材名 +
武器種」 の組み合わせ。たとえば
どうの
つるぎ、
てつの
やり、など。ただ、銅や鉄などは一般的に扱われている金属の名前。そこで更に深く追求してみたのが「オリジナルの素材を使った装備」の名前です。
個人的にはっと思いついたのがロマサガ1の装備。ゲーム内では2つの有名な素材がありましたよね。
ヴェルニーと
ガーラル。この2つ。名前は恐らく完全なオリジナルです。
ちょっと名前のルーツを探ってみました。どうやら
地名のようです。
ヴェルニーはフランスにある町の名前、ガーラルはインドにある小さな村の名前
もちろん偶然かもしれませんが、名前といのは案外こういう変わったところから出てくるものっぽいですね。
しかしインターネットなんて存在すらしなかったこの時代にどうやって名前を思いついたのか……きっと図書館で本でも開いて適当に言葉拾ったんだろうなぁ、とか。そういう事を考えるとなんだかワクワクするのは僕だけでしょうか。
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ロマサガは結構ネーミングに元ネタがあり、(公式かどうかわかりませんが)有名なのが2のボス敵七英雄の名前です(逆から読むと山手線沿線の駅の名前になる)。その他にもアルジャーノンというネズミがいたり、大体の登場人物にモデルが存在しているそうです。
ロマサガ3に関してはそれらの名前の由来を調べられており、ロマサガ3まにあっくガイドのページ様にて紹介されています。
http://www.ceres.dti.ne.jp/~lelyio/rs3/index.html
かなり細かく調べられており、ネーミングに困っている人は一度読むといいかもしれません(未プレイの人は少しとっつきにくいかもしれませんが)。
ちなみに武器や人名の由来も調べられています。知識という名の土台があってこその名前かもしれませんね。思わずこれらを作った方々には脱帽します。
これらの名前というのは「さあ作ろう!」といってすぐに出てくるものでもないと思います。やはり日頃から蓄えている知識というのがこういう時にでてくるのでしょうね。
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